カトリックさいたま教区/CATHOLIC SAITAMA DIOCESE

青年召命委員会YOUTH MINISTRY

「あなたは、年が若いということで、だれからも軽んじられてはなりません。
むしろ、言葉、行動、愛、信仰、純潔の点で、信じる人々の模範となりなさい。」
(テモテへの手紙ー 4:12)

青年召命委員会とは WHO WE ARE

 青年召命委員会とは、カトリックさいたま教区内の青年による青年のための集まりの企画や運営を行う教区活動委員会です。主な活動は青年教区大会、青年黙想会、WYD準備会です。今までは青年有志で行ってきましたが、2012年からは教区の各地域の青年が幅広く公平に参加できるよう、青年担当司牧者のもと、各県代表者を2名ずつ立候補・推薦し、任期とともに使徒職を行えるように新体制を組みました。スタッフの人数が足りない際にはその都度、実行委員を募集します。これからは各県青年代表者と青年担当司牧者が話し合いながら、チームで協力して青年司牧を行います。

 わたしたちが目指していることは、地域に根ざした青年活動の活性化、青年のリーダー養成(霊的養成と友情・絆を通した教会共同体意識の育成)と青年たちの生活の福音化です。でも一番大切にしていることは、それをとおして青年たちが自分たちの召命ー神から与えられた人生を社会や教会の中でどう生きるかについて友人として共に祈り、話し合い、考える環境作りです。聖霊とともに、青年たちの生き生きとした熱意と柔軟な発想が教会と社会を元気づけられますように。

■チームメンバー
 各県青年代表2名(委員)
 各県青年担当司牧者

■ネーミングの由来
「青年召命委員会」
 神はすべての人を招いてくださっています。召命は狭い意味では司祭やブラザー、シスターになることを指していますが、広い意味ではすべての信者が神にどのように招かれているかを発見して、その道を歩んでいくことです。現代は「お金がすべて」という時代です。何も考えないで社会が作った列車に乗って青年時代を過ごすと後で後悔するかもしれませんし、効率、経済ばかりが優先される社会の中で心も体も傷ついてしまうこともあります。そんな時代のなかにあって、どんな職業につくのか?どんな社会貢献をするのか?教会とどんな関わりを持つのか?神の招きを考えながら将来を考えていくことは、人間としても、信者としても大切なことです。青年たちが集まって、信仰について語り合い、共に祈る機会を作り、互いに尊敬することのできる兄弟姉妹となって、神の召命を考えることができればと思います。単に教会の青年会というだけでなく、神からの召命をどのように生きるかを考える機会を提供するために「青年召命委員会」と名付けられました。(命名:司教 マルセリーノ谷大二)